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スマホの落下・故障を完全に防ぐ!バイク用スマートモニターおすすめ4選

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  • バイク用のスマートモニターってどんな感じ?
  • それって便利なの?
  • そもそもスマートモニターって何?

自動車用では普及しつつあるスマートモニターですが、ついにバイク用のスマートモニターが登場してきました。

しかし、バイク用のスマートモニターでいったい何ができるのか、何が便利なのかよくわからないですよね。

そこで本記事ではバイク用スマートモニターの特徴を解説し、おすすめ製品を紹介します

本記事を読むことでスマートモニターの機能が理解できて、それぞれのスマートモニターのおすすめポイントがわかるようになります

バイク用スマートモニターの特徴

一般的にスマートモニターとは、インターネットに接続できる機能を備えたディスプレイのことを指します。

一方、バイク用のスマートモニターは自身でのインターネット接続機能はなく、スマホと接続することでスマホのアプリがスマートモニターで使えるようになります。

PCでいうところの外付けモニターに近いかもしれません。

スマートモニターは、スマホホルダーの代わりにハンドル周りに取り付けて使います。

「それなら今までどおりスマホホルダーでいいのでは?」と考える人もいると思いますが、スマホの代わりにスマートモニターを使うことで以下のメリットがあるのです。

  • スマホ落下による破損、紛失リスクを完全回避
  • 振動によるカメラの故障を回避
  • 真夏の炎天下にさらし続けることによる熱暴走からの回避
  • 雨による水濡れ回避
  • ドライブレコーダーや空気圧モニターなどの追加機能

スマホ落下による破損、紛失リスクを完全回避

スマホの価格は年々高くなり、今では10万円を超えるのは当たり前。そんな高額なものを壊してしまう可能性が高い状態にしておくことは、スマホの価格が高くなればなるほど不安になりますよね。

スマホホルダーはしっかりとスマホをホールドしてくれる製品がほとんどですが、中途半端な状態で取り付けたり、路面の凹凸を拾ったときの衝撃でホルダーから落下してしまう可能性があります。

高速道路を走行中に落とした場合は、拾いに行くことも難しく、後続車に踏まれて壊れてしまうこともありえます

私も道路の段差を超えた衝撃でホルダーからスマホが外れたことがありましたが、充電ケーブルがたまたま命綱の役割を果たしてくれてギリギリ落下せずにすんだということがありました……

振動によるカメラの故障を回避

バイクの振動でスマホのカメラが故障することは、Appleの公式サポートページで発表されているくらい一般的な話になりました。

振動を軽減するマウントステーは各メーカーから出ていますが、もちろん振動を与えないほうがスマホの寿命は伸びるでしょう。

真夏の炎天下にさらし続けることによる熱暴走からの回避

スマホは真夏の直射日光にさらされ続けることで、熱暴走を起こしがちです。

熱暴走が起きると、スマホの熱が冷めるまで正常に動かなかったり電源が落ちてしまうことも。

熱暴走を繰り返すことで、スマホ自体が壊れてしまう可能性もありえるので、できれば熱暴走は避けたいところです。

熱暴走中はカメラが起動しないことが多いので、ツーリング中に出会った景色をすぐに撮影できないのも痛い!

雨による水濡れ回避

最近は防水対応のスマホが多いですが、もしスマホホルダーにスマホをつけながら充電ケーブルを指していたら要注意。

実はケーブルを指した状態のケーブル差込口は防水ではないので、差込口のすき間から雨水が侵入して壊れる可能性があるのです

バイク用スマートモニターは風雨にさらされることを前提として作られているので、当然ながら防塵・防水機能に優れています。

ドライブレコーダーや空気圧モニターなどの追加機能

スマートモニターによっては、ドライブレコーダーや駐車中の車両監視、空気圧モニターなど便利な機能が搭載されているものもあります。

バイク用スマートモニターの機能

バイク用スマートモニターは、製品ごとに搭載されている機能が少しずつ異なるので、どのメーカーのスマートモニターにも共通で搭載されている機能を解説します。

バイク用のスマートモニターは、iPhoneなら「Apple Carplay」、Androidなら「Android Auto」という機能でスマホとスマートモニターを接続します

スマホと接続することで、次の機能が使えるようになります。

  • ナビアプリ
  • 音楽プレイヤーの操作
  • LINEなどのメッセージ確認(Apple Carplayのみ)
  • 電話操作

スマホとスマートモニターを接続、スマホとインカムを接続しておくことで、スマートモニターとインカムを実質接続することができます。

機種によっては、インカムでの音声操作ができるものもあります。

おすすめスマートモニター4選

それでは、現在発売されているバイク用スマートモニターのおすすめを紹介します。

  • カエディア スマートライドディスプレイ KDR-D11
  • カエディア スマートレコードディスプレイ KDR-D21
  • タナックス スマートライドモニター SRS-001 AIO-5 Lite
  • デイトナ モトスマートモニター

カエディア スマートライドディスプレイ KDR-D11

  • 画面サイズ4.5インチ
  • IPSタッチパネル
  • ヒートシンク構造で過酷な条件に対応
  • 振動を軽減するAirマウント採用
  • 音声出力をスマホ(インカム)とモニターで切り替えが可能

スマホホルダーで一躍有名になったカエディアでは、2種類のスマートモニターを発売しています。

まずはシンプルな機能のスマートライドディスプレイ。

ドラレコや空気圧モニターなどの付加機能はつけずシンプルにした分、価格はなんと3万円以下。スマートモニターとしては驚きの27,500円です

画面サイズは、バイクのハンドル周りにつけてもさほど目立たない4.5インチのコンパクトなものを採用。

4.7インチのiPhoneSEとほぼ同じサイズですね。

真夏や真冬の厳しい季節にも耐えられるようヒートシンク構造になっており、-20℃~70℃の過酷な条件でも稼働するよう対応。

ヒートシンク構造とは
放熱により発生した熱を逃がすことで高温状態になるのを避け、同時に発熱減が冷却される仕組み

バイクへの取り付けステーには、走行中の振動を軽減してくれるAirマウントが採用されているので、振動による故障リスクが軽減されます。カメラはついていなくても、やはり電子機器への振動は少ないほうがいいですからね。

スマートモニターでは珍しく、モニター本体から音声を出すことができます。もちろんインカムで音声を聞くことも可能。

2024年5月時点ではまだ企画中ですが、BSD後方死角監視システム(ミラー一体型のBSD警告灯)をオプションで予定されているようです。

↓こちらの動画でスマートライドディスプレイの使い方を解説してくれています。

当該商品の画像引用元:カエディア

カエディア スマートレコードディスプレイ KDR-D21

  • ドラレコ搭載モデル
  • SONY STARVIS採用
  • デュアルバンドGPS
  • 事故発生時の動画自動保存
  • 駐車監視機能
  • タイヤ空気圧センサー

さきほど紹介したカエディアのスマートライドディスプレイにドライブレコーダーが搭載されたモデルが、スマートレコードディスプレイ。

ドライブレコーダーとして次の機能が備わっています。

  • SONY STARVIS IMX-307採用の前後カメラで夜間でも綺麗に撮影
  • 駐車中の車両監視機能
  • Gセンサーつきで事故のときは自動的に映像を保存
  • カメラ視野角136°
  • microSDカード256GBまでOK
  • デュアルバンドGPS搭載
  • フレームレート27.5fpsでLED信号にも対応

ドライブレコーダー単体で見ても、かなりの高機能

ドラレコで撮影した動画は専用アプリでスマホにダウンロードできるので、SNSへのアップロードもかんたんです。

タイヤの空気圧センサーも搭載されており、温度の単位(℃または℉)や空気圧の単位(BARまたはKPA)を選べたり、空気圧の警告値の上限・下限を設定できたりと、これも十分な機能。

これだけの機能が盛り込まれて、44,000円はかなりの高コスパです。

特にドラレコの購入を検討している人にはかなりおすすめです!

↓こちらの動画でスマートレコードディスプレイの使い方を解説してくれています。

スマートレコードディスプレイは在庫がなくなり次第、価格改定になります。(44,000円→48,950円)
購入を検討されている人はお早めに!!

また、サイズアップした5.5インチ版を開発中とのこと!

当該商品の画像引用元:カエディア

タナックス スマートライドモニター SRS-001 AIO-5 Lite

  • 走行データ確認
  • 死角検知システム
  • 振動検知式の駐車監視機能
  • 本体に物理ボタンあり
  • ドラレコ搭載
  • ナビと音楽プレイヤー同時表示

バイク用のバッグを多く出している印象のタナックスですが、他のメーカーに先駆けてスマートモニターを発売しました。

画面サイズは5インチ、iPhoneSEよりもやや大きめです。

このスマートモニターの特徴は、主に次の3つ。

  • モニター上部に物理ボタン
  • 死角検知システム(BSD機能)
  • ドライブレコーダー機能
物理ボタン

本体上部にアナログボタンがあるので、スマホ非対応グローブでも操作できるのが特徴。

IPSタッチパネルなので、スマホ対応グローブならもちろんタッチ操作が可能です。

死角検知システム

バイクの死角から車が接近してきたときにスマートAIが検知し、モニターに警告を表示してくれます。

ドライブレコーダー機能
  • SONY STARVISの前後カメラ搭載、振動補正で高解像度の撮影可能
  • 振動検知式の駐車監視
  • 高品質FHD録画
  • LED信号機対応の27.5FPS
  • 136°広角レンズ

前後カメラがあるので、あおり運転や追突時の証拠映像としてもバッチリ。

ドラレコで録画した映像は、CHIGEE GOという専用アプリでSDカードをわざわざ抜き差しすることなくスマホへの取り込みができるので、事故映像や旅の思い出がSNS等へかんたんにアップできます。

振動検知式の駐車監視機能は、電源が入っていない状態でバイクへの衝撃を検知すると、自動で約60秒の録画を行います。センサー感度の調整は低中高の3段階で設定可能。

モニターの電源がオフになるまでの走行距離や速度、時間などの走行データを確認できるのもうれしい機能。

タイヤの空気圧や温度チェックはオプションで対応しています!

参考までに、スマートライドモニターのディザームービーです。

当該商品の画像引用元:タナックス

デイトナ モトスマートモニター

  • 画面サイズ7インチ
  • バックモニター機能
  • -20℃~70℃の耐久テスト、7G振動テストクリア
  • 魅力的なオプション装備

さまざまなバイク用品を製造・販売しているデイトナのモトスマートモニターは、2023年秋ごろに販売予定でしたが延期になり、2024年4月に満を持して販売開始されました。

一番の特徴は、他のメーカーよりも大きい画面サイズ。iPad miniと同じ7インチなので、かなり見やすいですね。

大は小を兼ねると言いますし、スマホも大画面のモデルに慣れると前のモデルには戻れなくなりがちなので、大画面であることはとてもいいことです。

老眼になりだしたベテランの人たちにもうれしいサイズ!

バックモニター機能

背面の映像をモニターへ投影してくれるので、例えば高速道路での合流や車線変更時、サイドミラーの補助として活用することができます。

豊富なオプション装備

他社にはないオプションがたくさんあることも魅力の一つ。

例えばサンシェードは真昼間の画面視認性を向上してくれますし、PDケーブルはUSB電源やモバイルバッテリーでの給電ができる(※)ようになるので、ややこしいバイク側の配線工事が不要になります。

※PDに対応しているUSB電源やバッテリーに限ります

デイトナ(Daytona)
¥43,890 (2024/05/06 13:53時点 | Amazon調べ)

↓こちらの動画でモトスマートモニターの取り付け方法を解説してくれています。

当該商品の画像引用元:moto-smart-monitor.com

各種スマートモニターのスペック・機能比較

本記事で紹介したスマートモニターを機能とスペックで一覧表にしました。

※横スクロールできます

カエディア
スマートライドディスプレイ
カエディア
スマートレコードディスプレイ
タナックス
スマートライドモニター
デイトナ
モトスマートモニター
大きさ119.2×73.4×26.1mm119.2×73.4×26.1mm136.2×78.8×26.8mm縦115mm×横182mm×
厚さ24mm
画面4.5インチ
(IPSタッチパネル)
4.5インチ
(IPSタッチパネル)
5インチ
(IPSタッチパネル)
7インチ(LCD)
重量190g258g320g約520g(モニター本体)
約680g(クランプ込み)
Bluetooth5.05.05.04.2
防水性能IP67IP67IP67IP66
画像解像度1920×10801920×10801280×7201280×720
ドライブレコーダー
視野角
136°D136.6°
(H115.6°,V61.6°)
F値
1.81.8F2.2
駐車監視(振動検知)
死角検知オプション予定オプション予定
走行データ確認
空気圧センサー
オプション装備
オプション死角検知機能(BSD)を
企画中
死角検知機能(BSD)を
企画中
空気圧センサー
ガラスフィルム
ワイヤレスリモコン
各種マウントステー
ガラスフィルム
サンシェード
USB-PD
リヤカメラステー
価格(税込)27,500円44,000円88,000円46,200円

とにかく安いスマートモニターがいいなら

カエディアのスマートライドディスプレイがおすすめ。

他と比べてかなりの低価格にもかかわらず、申し分のない性能です。

ドライブレコーダー機能も欲しいなら

同じくカエディアのスマートレコードディスプレイがコスパ面でとても優秀。

大きな画面がいいなら

画面サイズ7インチのデイトナのモトスマートモニターがおすすめ。

iPad miniと同じ大きさでとても見やすいです。

まとめ:スマートモニターでスマホ故障を完全に防止しよう

本記事では、バイク用スマートモニターの特徴を解説しました。

スマートモニターの特徴
  • スマホ落下による破損、紛失リスクを完全回避
  • 振動によるカメラの故障を回避
  • 真夏の炎天下にさらし続けることによる熱暴走からの回避
  • 雨による水濡れ回避
  • ドライブレコーダーや空気圧モニターなどの追加機能
おすすめバイク用スマートモニター
  • カエディア スマートライドディスプレイ KDR-D11
  • カエディア スマートレコードディスプレイ KDR-D21
  • タナックス スマートライドモニター SRS-001AIO-5Lite
  • デイトナ モトスマートモニター

バイク用スマートモニターを活用することで、より快適なバイクライフを楽しみましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
トム♂
バイクに乗り続けて20年以上。 原付から大型バイクを経て、今の愛機はヤマハのMT-25。 いかに快適で楽しくバイクに乗るかを日々追及している。 本業は金融機関系のシステムエンジニア。 ほぼテレワークのため、快適なテレワーク環境を常に模索している。