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【2024年最新データ】バイク盗難件数が多い都道府県ランキング

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バイクを持っている人ならば、愛車が盗まれてしまうかもという恐怖を感じたことがある人は多いと思います。

バイクの盗難件数は年々減少傾向にありますが、依然として多数の被害が発生しています。特に都市部では盗難被害が多く、盗難対策は必須です。

そこで本記事では、バイク盗難被害を防ぐための情報として、都道府県別の盗難件数や盗難発生率のランキングを紹介します

自分が住む地域の状況をぜひチェックしてみてください!

バイクの盗難件数

バイクが盗難された過去6年間の件数は、以下のとおりです。

盗難発生年盗難認知件数
2023年9,946件
2022年7,913件
2021年7,569件
2020年9,018件
2019年11,255件
2018年15,292件
データ引用元:警視庁

バイクの盗難件数は年々減少していたのですが、2022年からは逆に増加傾向にあります。

2023年は10,000件に到達しそうな数の盗難が発生しており、根絶からは程遠い状況。

単純計算すると、1日あたり約27台ものバイクが日本のどこかで盗難されていることになります

バイク盗難の検挙率

バイク盗難に対する検挙率は以下のとおり。

盗難発生年検挙件数検挙率
2023年1,717件17.8%
2022年1,458件18.4%
2021年1,289件17.0%
2020年1,489件16.5%
2019年2,422件21.5%
2018年2,652件17.3%
データ引用元:警視庁

バイクの盗難件数自体は2022年から増加傾向ですが、検挙率については横ばい。例年20%にも満たない状況で、割合としては5人に1人しか検挙できていません。

なお、自動車の盗難検挙率は例年約50%なので、如何にバイク盗難の検挙率が低いかがわかります。

自動車と比べてバイクを取り戻せる可能性は少ないので、やはり普段の盗難対策はとても重要です

バイクがもっとも盗まれやすい場所は住宅地

バイク盗難の発生場所グラフ
データ引用元:警視庁

バイク盗難が発生しやすい場所は、意外にも住宅の敷地内が6割以上を占めます。

特に集合住宅の割合が全体の5割を占めており、盗難リスクの高さが見て取れます。

東京都のデータなので他の地域では多少異なると思いますが、自宅での盗難対策がとても重要であるかを再認識させられますね。

【関連記事】バイクの置き場所と探し方の解説記事はこちら

【関連記事】バイク盗難対策の解説記事はこちら

バイクの盗難が多い都道府県

バイクの盗難が多い都道府県は以下のとおり。全都道府県を記載しましたので、ご自分の住んでいる地域を確認しましょう。

順位都道府県盗難認知件数去年からの
順位変動
1大阪府1647
2神奈川県995
3東京都722
4千葉県544↗3
5埼玉県498↘1
6兵庫県479↘1
7愛知県444↘1
8福岡県372
9京都府234
10沖縄県152↗1
11茨城県145↗3
12静岡県143↘2
13岡山県107
14三重県102↘2
15広島県92
16和歌山県73↗4
17愛媛県69↗3
18群馬県67↗1
19栃木県60↗7
20奈良県59↘4
21宮城県52↘3
21滋賀県52↗2
23山梨県47↘6
24岐阜県46↘2
25北海道44↗2
26熊本県41↘1
27香川県38↗1
28鹿児島県34↘5
29徳島県28↗8
30長野県23↗4
30富山県23↗5
32宮崎県19↗1
33高知県18↗3
34石川県13↗7
35新潟県12↘6
35大分県12↗2
37福島県10↘7
38山口県9↘8
38長崎県9↘6
40佐賀県7↘1
41山形県6↘2
41福井県6↗4
41鳥取県6↗6
44青森県3↘2
44島根県3
46岩手県2↘3
46秋田県2↘1

データ引用元:日本二輪車普及安全協会

ランキングからは、2022年も大阪府がもっとも盗難に遭いやすいことがわかります。

盗難件数が多い地域は、人口密集地帯や交通アクセスの便がよい地域に集中している傾向が見られます

盗難されたバイクが戻ってくる可能性が高い都道府県

盗難されたものが戻ってくることを被害回復といいます。

被害回復率(盗難されたバイクが戻ってくる可能性)が高い都道府県ランキングは以下のとおりです。

順位都道府県回復率(%)去年からの
回復率変動(%)
1長崎県100↗57.1
1鳥取県1000
1島根県100↗75
4高知県94.4↗40.6
5鹿児島県82.4↗14.7
6山口県77.8↗41.8
7和歌山県71.2↗10.6
8富山県69.6↗16.7
9熊本県68.3↘1.9
10愛媛県66.7↗22.8
10青森県66.7↗50
12宮崎県63.2↘3.5
13静岡県60.1↘10.5
14大分県58.3↗14.5
15岐阜県54.3↗10.5
16岡山県54.2↗3.6
17神奈川県53.9↗3
18北海道50↘3.3
18秋田県50↘50
20広島県47.8↘14.9
21沖縄県44.7↗16.8
21香川県44.7↘12.9
23奈良県44.1↗6.1
24佐賀県42.9↘134.9
25福岡県42.7↘21.9
26三重県40.2↗6.3
27兵庫県39.5↘10.4
28東京都38↘3.7
29京都府37.6↘12.4
30滋賀県36.5↘6.9
31大阪府36↘0.6
32福井県33.3↘22.3
33徳島県32.1↘17.9
34福島県30↗14
35愛知県28.6↘5
36山梨県27.7↘16.5
37長野県26.1↘5.2
38千葉県25.7↘12.2
39宮城県25↘31.5
39新潟県25↘15
41埼玉県23.3↘2.3
42石川県23.1↘14.4
43群馬県20.9↗4.5
44栃木県13.3↗11.1
45茨城県10.3↘8.2
46山形県00
46岩手県0↘100

データ引用元:日本二輪車普及安全協会

2022年最新データでは、長崎県・鳥取県・島根県がもっともバイクが取り戻せる可能性が高いことがわかりました。

盗難件数自体が少ないものの、すべて取り戻せているのは素晴らしいですね。

全国平均としては、被害回復率がぐっと下がり約39%のバイクしか取り戻せていないのが現状です。

また、盗難される前の状態で戻ってくるとは限らず、一部破損していたりパーツがなくなっていることもあるので、盗難対策が不要ということにはなりません

盗難されたバイクを取り戻すためには、速やかな警察への届け出をすることが大切です!

バイク保有台数から見た盗難発生率の高い都道府県

125cc超のバイクになりますが、都道府県別の保有台数が算出されているデータがありましたので、このデータと盗難発生件数から盗難発生率を算出してみました。

盗難発生率が高い都道府県ランキングは以下のとおりです。

順位都道府県保有台数盗難認知件数盗難発生率
1大阪府233,87116470.70%
2千葉県142,3055440.38%
3京都府62,4962340.37%
4神奈川県301,2039950.33%
5兵庫県157,0724790.30%
6沖縄県57,5981520.26%
6福岡県144,1083720.26%
8埼玉県200,7454980.25%
9和歌山県32,514730.22%
10愛知県212,3944440.21%
10岡山県51,6991070.21%
12愛媛県35,067690.20%
12三重県52,1881020.20%
14奈良県31,780590.19%
15茨城県91,8621450.16%
16東京都465,8207220.15%
16山梨県30,993470.15%
18徳島県19,629280.14%
18滋賀県37,465520.14%
18香川県27,633380.14%
21広島県78,295920.12%
22静岡県131,8131430.11%
22熊本県39,022410.11%
24富山県22,111230.10%
24群馬県66,528670.10%
26岐阜県52,276460.09%
27栃木県71,145600.08%
27高知県21,479180.08%
27宮城県67,374520.08%
30鹿児島県47,915340.07%
31石川県21,692130.06%
31鳥取県10,21660.06%
33宮崎県38,733190.05%
34大分県26,943120.04%
34福井県15,71960.04%
36長野県68,181230.03%
36佐賀県22,12570.03%
36北海道144,173440.03%
36山口県32,47490.03%
40島根県12,44930.02%
40山形県25,87560.02%
40新潟県57,613120.02%
40長崎県45,80490.02%
40福島県61,799100.02%
45青森県25,78930.01%
45秋田県21,57020.01%
45岩手県31,76620.01%

データ引用元:日本二輪車普及安全協会都道府県別統計とランキングで見る県民性

※原付や小型バイクが除かれた数字なので、実態と異なる可能性があることはご了承ください

バイクの盗難対策は必須

バイクの盗難は全国で発生しており、愛車の盗難対策は必須です。

基本的な盗難防止の対策は以下の5つ。

  • ロックを使用する
  • アラーム(警報装置)を取り付ける
  • GPSトラッカーを活用する
  • 駐車場所に気をつける
  • バイクカバーをかける

具体的な対策方法を以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

まとめ:盗難が不安なら盗難保険に加入しよう

本記事では、都道府県別のバイク盗難件数・検挙率ランキングを紹介しました。

盗難を防ぐためには、置き場所の工夫やロックをかけるなどの対策は必須ですが、それだけではどうしても防ぎきれないことがありますし、不安が消えない人もいるかと思います。

そんなときは、盗難保険の加入を検討しましょう。

盗難保険に加入しておけば、万が一バイクが盗難されても保険会社から一定の補償が受けられます。

【関連記事】
バイクの盗難保険に加入すべきかの解説とおすすめの盗難保険を紹介しています

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ABOUT ME
トム♂
バイクに乗り続けて20年以上。 原付から大型バイクを経て、今の愛機はヤマハのMT-25。 いかに快適で楽しくバイクに乗るかを日々追及している。 本業は金融機関系のシステムエンジニア。 ほぼテレワークのため、快適なテレワーク環境を常に模索している。