ここ最近の夏は暑すぎて、バイクに乗ることをためらってしまうこともありますよね。
しかし、暑いからといってTシャツ1枚でツーリングにでかけてしまうと日焼けや汗のベタつきで、とても不快な思いをしてしまいます。
そのため、最近では夏のツーリングに冷感インナーウェアを着る人が増えています。
冷感インナーウェアって何?それって涼しくなるの?
そこで本記事では、冷感インナーウェアの特徴や効果を解説し、おすすめの冷感インナーを紹介します。
本記事を読むことで、自分に合った冷感インナーウェアを選べるようになり、快適な夏のツーリングを楽しめるようになります。
冷感インナーの特徴や効果
冷感インナーウェアの特徴や効果は、主に以下の6つです。
- 接触冷感
- 吸水・速乾
- 通気性のよさ
- 消臭加工
- 肌触りのよさ
- UVカット
接触冷感
その名のとおり、冷感インナーに触れると冷たく感じます。
各メーカーで採用されている技術が少しずつ違いますが、触れると冷たく感じる生地で作られているためです。
吸水・速乾
冷感インナーの生地は汗をすぐに吸収し、すぐに乾かしてくれます。
普通の洋服では、汗をかくと肌にまとわりついて不快な思いをしますが、冷感インナーなら常にサラっとした状態がキープできます。
通気性のよさ
冷感インナーは通気性にも優れています。
風通しのいい生地でできているので、インナーの中に熱がこもることがありません。
メッシュジャケットと組み合わせることで通気性は最強!
消臭加工
冷感インナーの生地には消臭・抗菌加工がされていることが多いです。
休憩のときにお店に入っても、汗臭さを気にしないですむのはうれしいポイントですね。
肌触りのよさ
接触冷感機能や吸水速乾のおかげで、サラっと気持ちのいい着心地です。
バイクに乗らないときでも普通にインナーとして使えます。
UVカット
暑い時期に外で着ることを想定しているので、基本的にUVカット機能が備わっていることが多いです。
おすすめの冷感インナーウェア6選
本記事で紹介する冷感インナーウェアのおすすめは、以下の6つです。
- おたふく手袋 ボディタフネス
- ワークマン COOLCORE冷感
- RSタイチ クールライド ベーシック
- 山城 BODY REGULATOR
- フリーズテック 氷撃
- RSタイチ リキッドウインド
それでは、それぞれの商品について紹介していきます。
おたふく手袋 ボディタフネス
- 50回洗濯しても冷感性能が持続
- コンプレッション機能によるサポート
- スピード消臭
- UVカット
- 1000円台
工事現場など炎天下の野外で長時間労働をする人たちから評価の高いブランド「おたふく手袋」が製造・販売している冷感インナーがボディタフネスです。
高い接触冷感機能と吸汗速乾機能を発揮する「クロスクール」という技術が使用されており、洗濯を繰り返しても性能が持続するという特徴があります。
コンプレッション(締め付け)機能により、身体にフィットすることで動きをサポートしてくれるので、疲労の軽減効果があります。
プロのレーサーにもレースで使っている人がいるので、ハードなライディングにも適しているといえますね。
価格が1000円台と圧倒的リーズナブルなので、お試し感覚で買ってみてもよいかと思います。
ワークマン COOLCORE(クールコア)冷感
- クールコア技術による接触冷感
- 脇メッシュによる通気性
- UVカット95%以上
- 約2000円
もはや説明不要のワークマンから紹介するのは、「COOL CORE冷感」です。
汗などで生地に水分を含んでいる限り、気化熱を発生して冷却効果を持続させるCOOL CORE(クールコア)という技術を採用しています。
細身でスタイリッシュなスタイルなので、バイクに乗らないときでもインナーとして使えますね。
価格も2000円とコストパフォーマンスは高いですが、オンラインショップをはじめとして売り切れ続出で手に入りにくいのが難点です。
RSタイチ クールライド ベーシック
- 優れた通気性と速乾性
- さらりとした肌触り
- UVカット素材
- 3000円台
RSタイチが展開しているクールライドシリーズの中のベーシックアンダーシャツ。
フラットシームという凹凸が少ない縫製になっているので、ごわつき感が少なく快適な着心地です。
ワキの部分にメッシュ生地が使われているので、効率的に放熱を促進してくれます。
1枚で着ても大丈夫なデザインなのはうれしいですね。
価格も3000円台で、バイク専用インナーの中では買いやすい値段設定です。
山城 BODY REGULATOR
- 特殊冷感素材を組み合わせた超冷感
- ライディングポジションを考慮した設計
- 2WAYストレッチによる伸縮性
- 洗濯耐久50回クリア
- UVカット率99.4%
- 5000円台
バイク用品メーカー山城が取り扱っているのは、BODY REGULATORという製品です。
「氷瀑」と書いてあるパッケージを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
特殊冷感素材を組み合わせた瞬間冷却メカニズムにより、超冷感を実現。吸熱反応と走行風との相乗効果で、より強い冷感を感じることができます。
ライディングポジションを考えた形状になっており、前傾になっても背中が出ないように背中のすそが長めになっています。
また、袖には親指を通しておける穴が開いており、指を通しておけば袖のずり上がりによる手首の日焼けを防ぐことができます。
フリーズテック 氷撃
- 通常の接触冷感生地よりもー1.4℃の冷感
- 50回の洗濯でも冷感プリント性能キープ
- サラっとした肌触り
- UVカット
- 縦横伸縮
- 抗菌防臭
- 6000円台
フリーズテック氷撃は、電熱ウェアのHEATECH(ヒーテック)を取り扱っているリベルタという会社の製品です。
接触冷感の生地に特殊な冷感プリントをすることで、気化熱・接触・プリントの3つによる冷感効果があります。
背中と脇の部分にメッシュ生地が使われているので、通気性としても申し分ありません。
気持ちゆったりサイズなので、好みによりワンサイズ小さめを選ぶのもアリです。
私も愛用していますが、着た瞬間からひんやりしますよ!
RSタイチ リキッドウインド
- 専用の冷却水吹き付けにより胸部と背中を集中冷却
- ワキ部分へのメッシュ生地採用による高い通気性・速乾性
- 伸縮素材
- UVカット
- アンダーシャツ&スターターキットで約1万円
男性用化粧品メーカーのマンダムとRSタイチが共同開発して誕生したのがLIQUID WIND(リキッドウインド)です。
他の冷感インナーが空冷だとしたら、リキッドウインドは水冷式。
腰につけたスプレーボトルから専用の冷却水を専用のインナーへ吹き付け、走行風を受けることで胸部と背中を集中的に冷やします。
専用の冷却水は、マンダム独自技術によるメントール配合で、冷たさが長時間持続。
インナーの温度は最大で5.2℃も低下します!
リキッドウインドは冷却水の吹き付け場所を見直すなど年々改良されており、2024年モデルでは冷却水ボトルを真空ステンレスボトルにすることで、冷却水の冷たさが長く保てるようになりました。
まとめ
本記事では、冷感インナーウェアの特徴や効果を解説し、おすすめの冷感インナーウェアを紹介しました。
冷感インナーを活用して、夏のバイクツーリングを少しでも快適に過ごしましょう!
以下の記事では、冷感インナーを含めたさまざまな暑さ対策グッズを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。