- MT-25の新型と旧型って何が違うの?
- 今買うならどっちがおすすめ?
発売当初から人気車種のMT-25・MT-03には、大きく分けて新型と旧型の分類があります。
新型・旧型といっても、違いがわからないとどちらを買っていいのかわからないですよね。
新型にしかついていない機能が好きなのに、中古で旧型を買ってしまい後悔してしまう、という失敗をしてしまう可能性もあります。
私はいわゆる「旧型」のMT-25を発売当初に購入し、5年以上乗っています。
新型が発表されたとき、いいな~と思いながら自分のバイクといろいろ比べたりしました。
そこで本記事では、旧型ユーザーから見たMT-25の旧型と新型との違いについて解説します。
この記事を読むことで、旧型と新型の違いがわかり、MT-25の購入時に間違った年式モデルを買ってしまうことがなくなります。
新型・旧型とは
まずは、新型と旧型の定義を明確にしておきます。
一言でいうと、発売した年のモデルによって分かれます。
- 旧型・・・2016年~2019年モデル
- 新型・・・2020年以降のモデル
2022年時点で、新車で買えるのは新型のみです。
旧型の新車が眠っているかGooバイクで調べてみましたが、2022年1月時点では残念ながらありませんでした。
新型と旧型の違い
それでは、新型と旧型で変更になっているところを見ていきます。
フロント周り
まずパッと見て分かる明らかな違いは、フロント周りです。
明らかに顔が変わりました。
だいぶ好みが分かれるところですね。
旧型はヘッドライトから光線が発射されそうな顔でしたが、新型はとてもスマートな小顔になりました。
当初、私は新型の顔は全然好きになれなかったのですが、次第によく思えてくるのはヤマハ車の不思議なところです。
今は逆に新型のほうが好きですね・・・
ヤマハ車は他の車種も同じような傾向が(個人的には)あるので、絶妙なデザインがされているということなのかな、と思います。
なお、ヘッドライト・ウインカーともにLEDになりました。
ウインカーはスリムな形状でかっこいいので、カスタムする必要もなさそうです。
タンク形状
タンクカバーというほうが正確ですが、これも見た目がだいぶ変わりました。
旧型に比べ、新型はタンクが大きく見えるようなデザインです。
メーター
旧型がこちら。
アナログのタコメーターとデジタル表示のハイブリッド。
続いてこちらが新型。オールデジタル化されました。
これはかっこいい。うらやましい。。。
ハザード
新型にはハザードが追加になりました。
いざというときにハザードがあると安全面でもうれしいですね。
スイッチは右手側にあります。
フォーク
旧型では正立式だったフロントフォーク、新型では倒立式になりました。
機能的な違いについては私もあまりわからないのですが、サーキットで走るなど攻めた走りをするときに、倒立フォークのほうが機能的に優位であると理解しています。
ハンドル
新型はアップハンドルが採用されて、旧型よりもグリップ位置が44mm上になりました。
ざっくりいうと、前傾姿勢が少し緩和されます。
旧型は意外と前傾になるポジションなので、この変更は地味ですがとても効果的でよいと思います。
ロングツーリングが楽になることが期待できますね。
リヤシート周り
旧型に標準装備されていたタンデムバーが新型ではなくなってしまいました。
見た目的にも好きだった点なので、タンデムバーががなくなったのは残念ですが、ない状態もスッキリしていてアリかなとは思います。
スペック
スペックは新旧でほぼ変わらず、誤差のレベルです。
まとめ
今回は、MT-25(MT-03)の新型と旧型の違いを解説させていただきました。
- フロント周りが一新、ヘッドライトとウインカーはLEDに
- タンク形状が一新
- メーターがフル液晶に
- ハザードが追加
- フォークが倒立式に
- アップハンドルに
- リヤシート周り
「新型?顔が変わったくらいかな、、、」と思っていましたが、いざ比較をしてみると多くのところが正常進化していると感じました。
とはいえ、旧型にはタンデムバーがついていたり、アナログのタコメーターなど、旧型にしかない魅力もあります。
じっくり比較して、自分好みの年式を選びましょう。
以上、参考になれば幸いです!
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