謎のメーカー「Anpoow」のBluetoothヘッドセットは、AmazonでBluetoothイヤホンのベストチョイスに選ばれています。
しかしながら、日本では聞いたことがないメーカーなので、本当に買っても大丈夫?と心配になる方もいますよね。
そこで本記事では、AnpoowのBluetoothヘッドセットを実際に買って使ってみた感想をお伝えします。
製品仕様
製品仕様は以下のとおりです。
対応OS | Windows、MacOS、Android、iOS |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
充電池容量 | 110mAh |
充電時間 | 1.5時間 |
充電方式 | USB-C |
音楽再生時間 | 8時間 |
通話時間 | 10時間 |
待機時間 | 180時間 |
対応プロファイル | HFP,HSP,A2DP,AVRCP |
本体・同封物
Bluetoothヘッドセット本体はこんな感じ。
Amazonで見た画像と印象は同じです。
全体的にプラスチック製ですが、さほど安っぽさは感じません。
同封物は、説明書と充電用のUSB-Cケーブル、交換用のイヤーピース、イヤホンケース。
しっかりとしたケースなので、持ち運びには便利そうです。
イヤホンをケースに入れるとイヤホン本体の厚みでフタが完全に閉まらず、1~2mmくらい浮いた状態になります。
フタを閉めた状態は以下のとおり。
ケースをさかさにすると、5mmくらい隙間ができます。
イヤホンが落ちるほどの隙間ではないので、バッグに入れている分には気にならないレベルです。
操作について
ボタンは以下4つです。
- MFB(マルチファンクションボタン)
- ミュートボタン
- +ボタン
- -ボタン
くわしい操作は付属の説明書のとおりですが、Web会議に使うだけならMFBの長押しが電源ON/OFFということを知っていればOKです。
充電
充電ポートは後ろ側にあり、USB-Cに対応しています。
充電ポートはフタがなくむき出しですが、汗で蒸れるような場所ではないので困ることはありません。
装着してみた
フックの向きを変えることで、右耳と左耳どちらにも装着することができます。
まず耳のフックをかけてからイヤーピースを耳の穴に入れる、という順番でつけるとスムーズに装着できます。
最初は装着するのにちょっと手間取りましたが、慣れれば大丈夫ですね。
メガネをつけていても、特に装着しずらいことはありません。
イヤホン部分はカナル型ですが、ヘッドセットの形状のせいなのか耳の奥までは入りません。
Web会議してみた
1時間連続してつけていても、耳の周りが痛くなるようなことはありません。
マイクはPC内蔵のものよりもしっかり機能してくれて、小さな声もちゃんと拾ってくれます。
マイクにノイズキャンセリング機能があり、余計な雑音をカットしてくれているので、相手側も聞きやすいとのことでした。
カタログ上では10時間の通話が可能とあるので、1日中Web会議していてもバッテリー切れの心配は無用です。
実際に1日で5時間ほどWeb会議で使ったこともありましたが、バッテリー切れの気配はまったくありませんでした。
音楽を聴いてみた
これは・・・
楽器類の音はぐちゃっとつぶれてしまい、その代わりボーカルが強調されて聞こえます。
あくまでWeb会議用として、人の声がよく聞こえるように特化されているのか?と考えると、用途としては納得の設定です。
少なくとも、音楽を聴くことには適していないことがわかりました。
まとめ
本記事では、AnpoowのBluetoothヘッドセットの使用感をお伝えしました。
- Web会議専用として使うなら、充分な機能でコスパがよい
コールセンターで大量購入するケースもアリ! - 専用のケースがあるので持ち運びしやすい
- 充分なバッテリー性能
- いい音質で音楽を聴きたい
私は2年以上使い続けていますが、特に故障や不具合もなく快適に使えているので、安い価格でBluetoothのヘッドセットを使いたいならオススメです!
なお、着け心地や機能面としては、AfterShokzの骨伝導イヤホンのほうが個人的に好きです。
余談:販売元について
そもそもAnpoowってどんなメーカーなんだろう・・・と思って検索したところ、会社のサイトがありました。
サイトの雰囲気から日本の会社ではなさそうですが、会社概要をクリックしたらなんとページが存在しない・・・
ググった結果では中国の会社のようですが、情報ソースは不明です。
ただ、製品としては問題なく使えますし、サポートセンターや1年保証もあり、Amazon出品者として長期間販売している実績もあるので、気にする必要はないかなと思います。
以上、参考になれば幸いです!