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【徹底解説】安いのに充分な機能を備えたインカムB+COM TALK(ビーコムトーク)

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バイク用インカムといえば、サインハウスのビーコムが頭に浮かぶ人は多いと思います。

そんなビーコムにベーシックモデルの位置づけである「ビーコムトーク」が新たに発売されました。

他のモデルと比べて、どれくらいの使い勝手なのか気になりますよね。

そこで本記事では、ビーコムトークの特徴を他モデルと比較しながら解説していきます

本記事を読むことで、ビーコムトークが自分の用途に合っているかがわかり、購入するかの判断ができるようになります

ビーコムトークの特徴

ビーコムトークは、インカム通話や音楽再生、スマホ音声認識などの基本機能を備えたベーシックモデルの位置づけです。

マイクはビーコムワンと同じく、ワイヤーマイクUNITかアームマイクUNITのどちらかのセットを選択して購入する方式。

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ビーコムトークと他モデルとの比較

ビーコムのインカムは、ビーコムトークを含めて次の4種類。

  • ハイエンドモデル:B+COM SB6XR
  • プレミアムスタンダードモデル:B+COM ONE
  • ソロモデル:B+COM PLAY
  • ベーシックモデル:B+COM TALK

4種類を機能別に比較してみます。

※横スクロールできます

B+COM SB6XRB+COM ONEB+COM TALKB+COM PLAY
聴きトーク
インカム通話可能人数最大6人最大6人最大3人
B+LINK通話
ユニバーサル通話
B+COM SOUND
SYSTEM
音楽再生
ハンズフリー通話
スマートフォン
音声認識
デバイス2台接続
モバイルアプリ
インカム通話
連続通話使用時間
最大約22時間最大約12時間最大約11時間
音楽再生
連続使用時間
最大約24時間最大約14時間最大約12時間最大約12時間
価格(税込)44,000円34,980円19,800円12,980円

ビーコムトークはいくつかの機能がカットまたはダウンしている代わりに、とても買いやすい価格になっています。

ハイエンドモデルのSB6XRと比べると、2分の1以下の価格になっているのは驚きですね。

では、カットしている機能についてビーコムワンと比較しながら確認していきます。

ビーコムトークとビーコムワンの大きな違いは以下3つ。

  • 最大通話人数が3人まで
  • B+LINKが使えない
  • 着せ替えプレートがない

最大通話人数が3人まで

ビーコムワンの最大通話人数は6人までですが、ビーコムトークの最大通話人数は3人まで。

4人以上で通話する場合はLINEなどのトークアプリを使うことになるので、4人以上でツーリングに行くことが多いなら不便を感じてしまうかもしれません。

逆に考えれば、3人以下のツーリングがほとんどならデメリットにはならないでしょう。

B+LINKが使えない

B+LINKは、以下3つの機能を持つ接続方式のことです。

  • ペアリング操作がカンタン
  • 通話品質がクリアでノイズが少ない
  • 通信が切断しても自動で接続復帰

ビーコム同士のペアリングはB+LINKではなくてもさほど難しくありません。

厳密にいうと3台での接続にはひと手間かかりますが、それも慣れかなと思います。

影響が大きそうなのは自動接続復帰の機能

信号などで通話相手との距離が離れて接続が切断されると、もう一度接続をする必要があります。

ボタン一つですぐに接続できますが、接続が切れたからお互いに呼び合っているとなかなかつながらなかったりします。

通話品質は、3人で接続すると誰かひとりの通話品質が悪くなる可能性があります

B+LINK機能がないビーコムSB4Xを使っていたときは、接続人数が増えるほど音質が悪くなっていきました。

これらのことから、ビーコムトークは2人までの接続を前提にすると使いやすいと思います。

着せ替えプレートがない

※画像はビーコムワンの着せ替えプレートです

ビーコムワンにはオプションで8種類の着せ替えプレートを選ぶことができて、気分やヘルメットによって見た目を変えることができます。

ビーコムトークには今のところ着せ替えプレートはないので、見た目はブラック1色です。

ここは完全に好みの問題ですが、私はブラックだけで全然よいかと思います。

着せ替え機能のカットでコストダウンされているなら全然アリですね!

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基本機能としては必要十分

ビーコムトークはビーコムワンと比べると(価格が安いので当然ながら)いくつか機能ダウンしていますが、インカムとしては充分な基本機能を備えています。

ベーシックモデルといいながら、以下の機能はとても優秀。

  • 防塵・防水機能IP67
  • 音楽再生やナビ音声が聴ける
  • スマホ通話OK
  • 専用スマホアプリ「B+COM TALK APP」
  • 連続使用時間が長い
  • 何より安い

防塵・防水機能IP67

防塵・防水の保護性能は最上級のIP67。

IP67とは「完全な防塵」で、かつ「既定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない」ということを示します

水没しても大丈夫な作りになっているので、大雨に打たれ続けても故障することはありません。

ビーコムよりも先に人間のほうがダウンしちゃいそう!

通話OK、音楽再生やナビ音声が聴ける

スマホとBluetooth接続することで、通話はもちろん音楽再生やナビ音声を聴くことができます。

ソロで走っているときには音楽を楽しみながら、突然の着信にも応答可能です。

専用スマホアプリ「B+COM TALK APP」

ビーコムトーク専用のスマホアプリ「B+COM TALK APP」が利用できます。

B+COMTALKAPPでできること
  • ビーコムトークのソフトウェアアップデート
  • 音楽のイコライザー設定変更
  • リダイヤル発信機能のON/OFF
  • インカムオートコネクトのON/OFF
B+COM TALK APPの画面

連続使用時間が長い

ビーコムトークのインカム連続使用時間は約11時間、音楽再生時間は約12時間。

日帰りツーリングで丸一日使い続けても途中でバッテリーがなくなることはそうそうないでしょう

何より安い

ビーコムトークの価格は19,800円。

SB6XRの半額以下で、かつ2万円をきるのでとても買いやすい価格設定です。

SB6XRやONEは値段的に悩むこともありますが、ビーコムトークなら気軽に手を出しやすいと思います。

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まとめ:安いのに機能充分なベーシックモデル

本記事では、ビーコムトークの特徴を他モデルと比較しながら解説しました。

ビーコムトークをおすすめしたい人
  • ソロかタンデムでの走行が多い
  • 音楽を聴きながら走りたい
  • 安くインカムを買いたい
おすすめできない人
  • 3人以上でのツーリングが多い
  • 高音質やカンタン接続機能が欲しい

ビーコムトークはとても買いやすい価格でありながら、基本的な機能は充分に備えているモデルで、初めてのインカムにはかなりアリだと思います。

自分に合うインカムを見つけ出して、楽しいバイクライフを過ごしましょう。

※本記事の画像引用元:サインハウス

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ABOUT ME
トム♂
バイクに乗り続けて20年以上。 原付から大型バイクを経て、今の愛機はヤマハのMT-25。 いかに快適で楽しくバイクに乗るかを日々追及している。 本業は金融機関系のシステムエンジニア。 ほぼテレワークのため、快適なテレワーク環境を常に模索している。