バイクの免許持ってないけど大型バイクに乗りたい!!
でも周りは、まず中型にすればって言われてる・・・
大型バイクに一度ならずとも憧れたことがある人はけっこういますよね。
私自身がバイクに乗るきっかけも、ハーレーに乗りたいからという理由でした。
でも、いきなり大型免許って難しいのか、そもそも取れるものなのかわからない人もいるかと思います。
そこで、原付から大型バイクまで乗り継いできた経験を踏まえて、いきなり大型二輪免許を取るのはありなのか、私の結論や考えを解説します。
結論:いきなり大型でもOKだが難易度は高い
ルール的には、いきなり大型免許を取得することは可能です。
教習なしで免許センターでの一発試験もあるくらいなので、法律的に取れないということはもちろんありません。
ただし、、、
中型バイクを経験してからの大型バイク教習よりも難易度はかなり高くなるので、やる気と覚悟が必要です。
そのため、個人的には中型バイクで慣れてから大型へステップアップすることをおすすめします。
いきなり大型バイク免許のデメリット
いきなり大型バイク免許を取ろうとしたときのデメリットは、以下の3点です。
- バイクの運転に対する余裕がない
- 大型バイクの重量による難易度アップ
- 教習時間は変わらない
デメリットの理由について、解説していきます。
バイクの運転に対する余裕がない
バイクは、両手両足でバラバラの動作を求められる乗り物です。
最初はバイク自体の操作でいっぱいいっぱいになってしまうことも多いなか、大型バイクでの教習は難易度をいっそう高めることになってしまいます。
中型でバイク自体の運転に慣れておくと運転に余裕が生まれるので、大型教習では中型と大型の違いだけに集中して教習に臨むことができます。
おのずと教習の難易度も低くなり、余裕から教習自体を楽しむこともできます。
大型バイクの重量による難易度アップ
バイク自体の重量も教習難易度を上げる要因になります。
中型バイクの重量はだいたい150~180キロくらいですが、大型バイクは200キロを超えるものが多く、バイクの取り回しに大きく影響します。
特に教習で大きく影響するのは、バイクの引き起こし。
引き起こしは単純な力だけではないものの、バイクの重量によって難易度は大きく変わります。
最悪の場合、大型教習が中止になり、中型あるいは小型を進められてしまう可能性があります。
教習時間は変わらない
教習時間は中型と大型で区別されているため、いきなり大型バイク免許を取る場合でも教習時間が短縮されることはありません。
むしろ、バイクへの不慣れから教習が延長してしまうことにより、逆に教習時間が長くなってしまうこともありえます。
いきなり大型バイク免許のメリット
まずデメリットを解説しましたが、いきなり大型バイク免許を取るメリットも少なからずあります。
目的を達成する充実感
いきなり大型バイク免許を取りたい理由は、欲しいバイクが大型という人がほとんどでしょう。
目的がハッキリしているのに、中型バイク免許を取っても意味はありません。
欲しいバイクに似た中型バイクを買ったとしても、結局は妥協していることになるので、本当に欲しいバイクを見るたびに憧れがつのってしまい、遅かれ早かれ中型バイクを手放してしまうことでしょう。
免許の交付が1回で終わる
中型バイク免許を取った後に大型バイク免許を取る場合、当然ながら免許の交付は2回になるので、免許センターへ2回行く必要があります。
免許センターは、なぜか辺境にあることが多く、免許の交付だけで丸一日かかってしまうことも珍しくありません。
この手間が1回になるのはうれしい点です。
まとめ
いきなり大型バイク免許の取得は、ルール的にはOKですが難易度は高いので、やる気と覚悟が求められます。
そのため、中型バイク免許からスタートし、バイクの運転に慣れた後に大型バイク免許へのステップアップをオススメします。
そして、最終的には排気量にこだわらず、自分に合ったバイクに乗るのが一番ですね。
以上、参考になれば幸いです!