MT-25をフェンダーレスにしたら、泥はねがひどいんだよね。
インナーリアフェンダーを取り付けたいんだけど、どれがいいのかよくわからなくて・・・
オススメ教えてほしい~
MT-25・MT-03はフェンダーレスにするとレーシーでかっこいいのですが、後輪が巻き上げる泥はねが多くなってしまうんですよね。
ひどいときは背中まで泥はねがつくこともあります。
自分だけならまだしも、後続車と泥はねによるトラブルになるのは避けたいところ。
そこで、今回は泥はねを少しでも軽減するためのおすすめリアフェンダーを紹介します。
この記事を読むことで、MT-25・MT-03用のリアフェンダーの特徴がわかり、比較したうえで自分に合ったリアフェンダーを選ぶことができるようになります。
リアフェンダーを選ぶポイント
リアフェンダーを選ぶにあたり、以下の2点を確認しておきましょう。
- 素材
- 取りつけやすさ
素材
リアフェンダーの素材は、主に以下の4種類であることが多いです。
- FRP
- カーボン
- ABS樹脂
- PP樹脂
FRP
FRPはFiber Reinforced Plasticsの頭文字を取った言葉で、訳すと「繊維強化プラスチック」。
通常は割れやすいプラスチックにガラス等を混入させることで、割れにくくした素材です。
身近なところでは、お風呂の浴槽がFRPでできています。
カーボン
カーボンは、プラスチックに炭素繊維を混入させて加工した素材。
FRPよりも強度が高くて重量も軽いですが、そのぶん価格も高いです。
ABS樹脂
プラスチックの定番素材ともいえる樹脂。
強度が求められ、外観を重視されるものに使われるため、バイクでは純正のカウルによく使われている素材です。
大量生産向きの素材なので、少数生産であるカスタムパーツでは少ないかも。
PP樹脂
強度が高く、加工のしやすさから、家電など日常生活ではもっとも使われているプラスチック素材です。
ABS樹脂よりも弾力性があるため、スクーターのインナーパネルに使われたりしています。
対候性がやや低く、時間の経過で表面が色あせてしまいますが、光沢復活剤でツヤを戻すことができます。
ゲルコートとは塗装の下地処理
FRP製のパーツによくある記載「黒ゲルコート」「白ゲルコート」は、塗装の下地処理のことを指します。
FRPの素材そのままだとザラザラした手触りのため、塗装向けの表面にするためのコーティングが「ゲルコート」です。
そのまま使っても問題ありませんが、次第にコーティングが剥がれてしまうので、塗装しておくことをおすすめします。
取りつけやすさ
リアフェンダーを選ぶときは、車種専用品を選ぶようにしましょう。
汎用品は取り付けが難しかったり、最悪はタイヤにフェンダーが干渉することで事故につながる可能性も。
そのため、今回紹介するリアフェンダーはすべてMT-25・MT-03専用品です。
専用品でも取り付けに不安がある、自信がない場合は迷わずにバイクショップにお願いしましょう!
MT-25・MT-03用おすすめリアフェンダー6選
今回紹介するおすすめリアフェンダーは、以下の6つです。
- Magical Racing(マジカルレーシング)
- 才谷屋(現EIGHT)
- SPEEDRA
- RIDEA
- Puig(プーチ)
- MOS
Magical Racing(マジカルレーシング)
カーボンパーツで有名なマジカルレーシングでは、FRP(白・黒)とカーボン製のリアフェンダーを製造・販売しています。
FRP白ゲルがあるのはマジカルレーシングだけなので、明るい色でフェンダーを塗装したいときにオススメ。
価格はFRP製のほうが安いものの、マジカルレーシングならやはりカーボン製が気になるところです。
素材・カラー | 定価(税込) |
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FRP製・白 | 17,600円 |
FRP製・黒 | 17,600円 |
平織りカーボン | 27,500円 |
綾織りカーボン | 29,700円 |
長年の信頼と実績からくる安心感がありますね!
才谷屋(現EIGHT)
才谷屋(現EIGHT)で製造しているリアフェンダーにはチェーンガードがついています。
また、純正チェーンガードよりも横幅が延長されているので、チェーンオイルの飛散によるカウルの汚れを軽減してくれます。
フェンダー自体も大きめなので、泥はね軽減効果が高いです。
素材・カラー | 定価(税込) |
---|---|
黒ゲル | 18,700円 |
平織りカーボン | 31,900円 |
綾織りカーボン | 33,000円 |
泥はねとチェーンオイル汚れを軽減させたいなら才谷屋がオススメですね。
SPEEDRA(スピードラ)
カーボン製のため、超軽量かつ超高度。
デザインは平織りカーボンと綾織りカーボン、ツヤ有/無の4種類から選べます。
この製品もフェンダーが大きめのため、泥はね軽減効果は高めです。
素材・カラー | 定価(税込) |
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綾織りツヤあり 綾織りツヤなし 平織りツヤあり 平織りツヤなし | 22,000円 |
Twitterのフォロワーさんから感想をいただきました。
つや消しコーティングが珍しくてかっこいい!
RIDEA(リデア)
様々なアルミパーツを製造しているRIDEAからは、リアフェンダーもアルミニウム合金で製造されています。
カラーバリエーションは以下の5種類。
素材・カラー | 定価(税込) |
---|---|
各色共通 | 34,100円 |
泥はねも軽減されるうえにドレスアップ効果も高いですね!
車体のカラーに合わせて選ぶのがよさそう。
Puig(プーチ)
海外で有名なパーツメーカーであるプーチ製のリアフェンダー。
ABS樹脂でできているため、純正パーツのような質感です。
素材・カラー | 定価(税込) |
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ABS樹脂(ブラック) | 21,600円 |
フェンダーが先端に向けて尖っている形状がMTにマッチしてますね!
MOS(モス)
PP樹脂でできているため、とても軽量。デザイン面でもカーボン調がいい感じです。
素材的には対候性が低めですが、1万円以下の価格を考えれば妥当かなと思います。
素材・カラー | 定価(税込) |
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PP樹脂(カーボン調) | 6,490円 |
とにかくコストを抑えたい人にオススメ!
まとめ
本記事では、MT-25・MT-03におすすめのリアフェンダー6選を紹介しました。
リヤフェンダーを取り付けることにより、泥はねの軽減で洗車の手間が減りますし、足元の引き締め効果もあります。フェンダーレスにしている人はぜひ取りつけておきたいパーツですね。
以下の記事では、買ってよかったMT-25・MT-03のカスタムパーツをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。