バイク PR

B+COM(ビーコム)SB6XRがSB6Xから進化した3つのポイントとは?【比較解説】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

サインハウスから発売されているインカム「B+COM(ビーコム)」のハイエンドモデルSB6Xがリニューアルされ、SB6XRとして生まれ変わりました。

私自身もずっとSB6Xを愛用しており、SB6XRがどう進化したのかとても気になります。

そこで本記事では、SB6XとSB6XRの機能を比較しながら、違いを解説します

本記事はこんな人におすすめ
  • SB6XRはSB6Xとどこが違う?
  • 最新のビーコムの機能が知りたい
  • SB6Xや他のインカムからSB6XRに買い替えるか悩んでいる
SYGN HOUSE(サインハウス)
¥41,700 (2024/10/15 08:11時点 | Amazon調べ)

ビーコムSB6XとSB6XRの仕様・スペックを比較

まずはスペック・仕様を一覧化して違いを確認していきます。

太字の箇所がSB6Xから変わっているところです。

SB6XSB6XR
Bluetooth Ver4.15.0
バッテリー800mA1000mA
充電時間2時間3時間
本体サイズW106×H45.7×D24.9(mm)W107×H45.7×D23.6(mm)
本体重量53g53g
防水性能IP67IP67
価格40,700円44,000円

オーディオ・インカム仕様

SB6XSB6XR
対応プロファイルHSP, HFP, A2DP,AVRCP左記と同じ
スピーカースピーカーサイズ:40Φ×D10.7mm
インピーダンス:16Ω
マグネット:ネオジム
左記と同じ
連続使用時間インカム通話:最大約16時間
携帯通話・音楽再生:最大約18時間
インカム通話:最大約22時間
携帯通話、音楽再生:最大約24時間
最大通話可能人数6人左記と同じ
グループ通話方式B+LINK左記と同じ
ユニバーサル通話ユニバーサルインターコール・レシーブ機能
ユニバーサルインターコール機能
左記と同じ

ビーコムSB6XとSB6XRの大きな違いは3つ

ビーコムSB6XRがSB6Xから進化したポイントは以下の3つです。

  • デザインとインターフェース
  • 連続使用時間が24時間を達成
  • ベースプレートにロック機構が搭載

それぞれのポイントについて解説していきます。

デザインとインターフェース

B+COM SB6XとSB6XR
左がSB6X、右がSB6XR

パッと見のデザインはあまり変わらないように見えますが、さらなる薄型化が実現され、ヘルメットとの一体感がより高まっています。

SB6Xからなんと約5.2%の薄型化!

SB6XRは薄型化

中央のボタンはより立体的なフォルムにすることで、押した感触がよりわかりやすくなりました。

サイドのボタンはSB6Xの2倍の大きさにすることで、より押しやすくなりました。

SB6XRとSB6Xのボタン配置比較

グローブをしたままでも押しやすくなった!

連続使用時間が24時間を達成

SB6Xはインカム通話で最大約16時間、携帯通話や音楽再生は最大約18時間と、ロングツーリングでも丸1日充電の必要がないバッテリー性能でした。

SB6XRのバッテリー性能はさらにグンと伸びて、インカム通話は最大約22時間、携帯通話、音楽再生はなんと最大約24時間を達成

本体ケースの見直しやバッテリー消費効率をアップすることで、本体サイズは小さくなっているにもかかわらずバッテリー性能は向上しているなんてすごいですよね。

日帰りどころか泊りツーリングでもバッテリー残量を気にせず楽しめる!

ベースプレートにロック機構が搭載

SB6XRの新しいベースプレート(インカムをヘルメットへ取り付けるための部品)にはロック機構が搭載されました。

SB6XRの新ベースプレート

もともと取れやすいことはないですが、ロック機構がついたことでインカム本体が外れてしまうトラブルがさらに無縁のものに。

また、SB6Xのアクセサリーとも互換性があるので、SB6Xのスピーカーやマイク、ベースプレートをそのまま使うことができます

SB6XユーザーがSB6XRに買い替えても、買い足したオプションパーツが無駄にならず、経済的にも嬉しいポイントです。

SYGN HOUSE(サインハウス)
¥41,700 (2024/10/15 08:11時点 | Amazon調べ)

SB6Xに備わっていた高機能も変わらず維持

SB6XRがSB6Xから進化した3つのポイント以外でも、もともと備わっている高機能がそのまま受け継がれています。

  • 豊富なオプションパーツや着せ替えフェイスプレート
  • 高音質スピーカーによるプレミアムサウンド
  • 防塵・防水性能はIP67を維持
  • 簡単で音質のよい通話「B+LINK」
  • 通話と音楽再生が同時にできる「聴きトーク」
  • グループでオーディオシェアが可能
  • ユニバーサル通話機能
  • スマホアプリ「B+COM U Mobile APP」

豊富なオプションパーツや着せ替えフェイスプレート

SB6Xの豊富なオプションパーツがそのまま使えるので、ヘルメットごとにスピーカーやベースプレートをつけておくことができます。

着せ替えフェイスプレートはSB6XR専用設計で、8種類から好きなデザインを選べます。

SB6XRの着せ替えフェイスプレート

高音質スピーカーによるプレミアムサウンド

SB6XRでも高音質サウンドは健在です。

大出力のD級アンプと高磁力ネオジムマグネットを採用した高音質スピーカーにより史上最強の音質とパワフルな音圧を実現!

防塵・防水性能はIP67を維持

水の中に入れても壊れないほどの高い防水性を誇るSB6X。

SB6XRでもその防水性能はIP67が維持されており、大雨の日でも安心して使えます。

(参考)防塵等級

等級保護の程度
IP0x保護なし
IP1x手の接近からの保護
IP2x指の接近からの保護
IP3x工具の先端からの保護
IP4xワイヤーなどからの保護
IP5x粉塵からの保護
IP6x完全な防塵構造

(参考)防水等級

等級保護の程度
IPx0     水の侵入に対して特に保護されていない
IPx1垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
IPx2垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IPx3垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IPx4いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない
IPx5いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
IPx6いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない
IPx7既定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない

簡単で音質のよい通話「B+LINK」

B+LINKはビーコム同士のスムーズな接続と高品質な通話を実現する独自のシステムです。

通話人数は今までどおり最大6人まで可能で、インカム同士の距離が離れたりして一時的に接続が切れても、近づけば自動的に接続してくれる自動復帰機能が搭載。

渋滞や信号で一時的に仲間と離れてしまっても安心!

通話と音楽再生が同時にできる「聴きトーク」

SB6XRにもBluetoothチップが2つ搭載されているので、インカム通話とスマホからの音声を聞くことが同時にできます

スマホから好きな音楽を聴いたり、ナビの音声を機器ながらインカム通話をするのは、とても便利かつ楽しいですよ。

グループでオーディオシェアが可能

タンデムやグループで音声や音楽を共有できる「オーディオシェア」機能がSB6XRにも搭載されています。

タンデムなら高音質のステレオサウンドで音楽の共有ができます。(3人以上だとスマホからの音声はモノラルになります)

ユニバーサル通話機能

SB6Xに搭載されていた「ユニバーサルインターコール・レシーブ機能」「ユニバーサルインターコール機能」はSB6XRにも搭載されています。

最大2台の他社製インカムと同時に接続できたり、他社インカム接続機能を持たない相手とも通話することができます

スマホアプリ「B+COM U Mobile APP」

サインハウスのインカム専用モバイルアプリ「B+COM U Mobile APP」がSB6XRでも引き続き利用可能。

ペアリング情報や接続状況が「見える化」され、かんたんに操作ができます。

まとめ:魅力的に進化したSB6XR

本記事では、SB6XとSB6XRの機能を比較しながら、違いを解説しました。

SB6XRがSB6Xから進化したポイント
  • デザインとインターフェース
  • 連続使用時間が24時間を達成
  • ベースプレートにロック機構が搭載

当初は部品の安定供給のためのマイナーチェンジ程度と想定していましたが、機能面でもしっかりと進化させてくるところはさすがです。

特に連続使用時間は、他社インカムの追従を許さないバッテリー性能が備わりました。

ビーコムSB6XRを使うことで、バイクライフがより快適になるのは間違いないでしょう。

※本記事の画像引用元:サインハウス

SYGN HOUSE(サインハウス)
¥41,700 (2024/10/15 08:11時点 | Amazon調べ)
ABOUT ME
トム♂
バイクに乗り続けて20年以上。 原付から大型バイクを経て、今の愛機はヤマハのMT-25。 いかに快適で楽しくバイクに乗るかを日々追及している。 本業は金融機関系のシステムエンジニア。 ほぼテレワークのため、快適なテレワーク環境を常に模索している。