バイク用のインカムといえば、シェアNo.1であるサインハウスのB+COM(ビーコム)が有名です。
ビーコムにはハイエンドモデルのSB6XR、プレミアムスタンダードのONEがありますが、どっちがいいのか、どう違うのかわからない人もいるかと思います。
価格面では約9,000円も変わってくるので、自分のスタイルに合わないモデルを買って後悔しないように選びたいですよね。
そこで本記事では、ビーコムSB6XRとONEの違いを解説します。
本記事を読むことで、自分に合ったビーコムのモデルがわかり、インカムを活用することでバイクライフがさらに楽しくなるでしょう。
B+COM(ビーコム)SB6XRとONEの違いは5つ
B+COM SB6XRは最高の機能を盛り込んだビーコムのハイエンドモデル。
B+COM ONEは必要充分な機能を持ちながら、リーズナブルな価格帯を実現したプレミアムスタンダードモデルです。
値段ではSB6XRが44,000円、ONEが34,980円と約9,000円の差があります。そんなSB6XRとONEの違いは以下の5つ。
- 聴きトーク
- マイクなどの付属品
- 連続使用時間
- 大きさ・重量
- デザイン
それでは、具体的な違いについて解説していきます。
聴きトーク
SB6XRにはBluetoothのチップが2つあるので、インカム通話をしながら音楽を聴いたりナビの音声を聞くことができます。また、オーディオシェアという機能があり、仲間同士で音楽やナビ音声を同時に聴くことも可能。
いっぽうONEはBluetoothのチップが1つなので、インカム通話とスマホ接続は同時にできません。
同梱マイクが異なる
SB6XRは、フルフェイスに適したワイヤーマイクとジェットヘルメットに適したアームマイクがどちらも同梱されています。
ONEはワイヤーマイク同梱モデルとアームマイク同梱モデルの2種類があり、購入時にどちらかを選ぶことになります。
ONEのワイヤーマイクモデルを買ったけど、ヘルメットをジェットタイプに買い替えてしまった・・・!
という場合でも大丈夫です。オプションパーツとしてアームマイクやワイヤーマイクを別途購入できるので、別モデルを買いなおす必要はありません。
連続使用時間
SB6XRとONEそれぞれの連続使用時間は以下のとおり。
機種 | インカム通話時 | 音楽再生、ナビ接続 |
---|---|---|
SB6XR | 最大約22時間 | 最大約24時間 |
ONE | 最大約12時間 | 最大約14時間 |
性能差はかなりありますが、どちらも1日ツーリングで充分持つバッテリー性能です。
早朝出発して深夜まで走り続けるタフな人でない限りは、どちらを使ってても不満を感じることはないでしょう。
大きさ、重量
機種 | 大きさ | 重量 |
---|---|---|
SB6XR | W107×H45.7×D23.6(mm) | 53g |
ONE | W94.8×H42.1×D23.2(mm) | 43g |
SB6XRよりもONEのほうが少し小さくなっており、重量もSB6XRより10g軽いです。
ただし、ヘルメットの重量に比べれば10gの差は誤差レベルと言っていいでしょう。
私はSB6Xを使っていますが、ヘルメットにつけていても重量感を感じたり大きいと感じることはないですよ!
デザイン
見た目で大きく異なるところはアンテナの有無です。SB6XRはアンテナがありますが、ONEにアンテナはありません。
私はいつもアンテナを畳みっぱなしですが、通話やスマホ接続時にも支障はないですね。
あとはボタンの配置が少し異なっています。SB6XRでは本体後方にボタンがありますが、ONEではやや前方に配置されています。
SB6XRとONE共通の機能は満足度が高い
SB6XRとONEどちらにも共通している機能は以下のとおり。いずれも高品質であり、機能面の満足度はかなり高いです。
- 高音質プレミアムサウンド
- ユニバーサル通話(他社製インカムとの通話)
- 最大通話可能人数6人
- 防塵・防水性能IP67
- 豊富なオプションパーツ
- モバイルアプリ対応
まとめ
本記事では、ビーコムSB6XRとONEの違いを解説しました。
- 複数人でのツーリングをすることが多い
- ナビの音声や音楽を聴きながらインカム通話をしたい
- よりバッテリー性能が高いほうがいい
- 初めてインカムを使う人
- ソロツーリングや通勤など一人でバイクに乗ることが多い人
- SB6XRを持っていて、パートナー向けにもう1台用意したい
SB6XR、ONEどちらも品質が高く、長い間愛用できるインカムです。
インカムを使ってバイクライフをより楽しいものにしていきましょう!